2026.6.29

毎日のシャワーが“月1回のブリーチ”と同じ?水道水の塩素と髪の関係

「特別なことはしていないのに、髪がパサつく」「なんだか広がりやすくなった」——その原因は、毎日浴びているシャワーの水にあるかもしれません。

水道水に塩素が入っている理由

日本の水道水は、体に良くない菌が増えるのを防ぐために、法律で「蛇口から出るときにも、少しの塩素が残っているように」と決められています。この残っている塩素(残留塩素)のおかげで、わたしたちは安心して水を使うことができます。あの独特なにおいの正体も、この塩素です。安全のために欠かせないしくみですが、同時に髪や肌にとっては刺激になることもあります。

残った塩素が髪に与える影響

髪は「ケラチン」というタンパク質からできています。塩素にはこのタンパク質を傷つける性質があり、くり返し浴びることで、髪の表面だけでなく、内部にまでダメージが広がる可能性があることが、近年の研究でわかってきました。ある研究発表では、1日5分ほどのシャワーを毎日浴びた場合の髪への影響を調べたところ、月1回のブリーチと同じくらいのダメージになる可能性があるという結果も出ています。

髪だけでなく、肌にも

残った塩素の影響を受けるのは髪だけではありません。肌のいちばん外側にある「角質層」をつくるタンパク質にも、同じような影響があるとされ、乾燥や肌荒れを感じやすい方にとっては見過ごせない原因のひとつです。とくに肌を守る力が弱っているときや、もともと肌が弱い方は、影響を感じやすいといわれています。

毎日の積み重ねを見直す

残った塩素は、毎日あたりまえのように浴びているものだからこそ、その影響も少しずつ積み重なっていきます。トリートメントやヘアケア用品でケアをしていても、そもそもの水そのものに目を向けていないと、根本的な改善にはつながりにくいこともあります。シャワーの水そのものを見直すという考え方も、髪や肌の調子を整えるひとつの方法です。

まとめ

残った塩素は、安全な水道水に欠かせないしくみである一方、髪や肌には少なからず負担をかけています。毎日のシャワーだからこそ、水の質にも目を向けてみる価値がありそうです。

では、どんなシャワーヘッドなら塩素をしっかり取り除けるのでしょうか。ポイントは、取り除く方法(活性炭やビタミンCなど)と、フィルターの交換の目安です。工事のいらないタイプを選べば、今日のお風呂から始めることができます。

この記事の主な参考情報

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